庭木の管理

  • 剪定

    剪定は伸びた枝を切り形を整えるだけではなく、木の内部まで日当たりや風通しを良くする事で病害虫の発生を抑制する効果もあります。樹木によっては強い剪定を嫌うものもありますから性質に合わせて行うことが大切です。

  • 病害虫対策

    病害虫駆除は早期発見・早期駆除が大切です。いつどの木にどういう病害虫が発生したか発生記録を作りましょう。早く対処することで最小限の薬剤散布で病害虫を駆除できます。

  • 施肥

    肥料やりは樹木の成長に効果があります。肥料の種類と肥料をやる時期を把握し、効果的に肥料を与えることで病気になりにくくなったり、きれいな花を咲かせてくれます。

    肥料の成分

    • チッ素葉や茎の成長を促し緑を濃くします。不足すると成長不良となり葉の色が悪くなります。
    • リン酸花や実の成長・結実を促します。不足すると花が少なくなったり開花・結実が遅れます。
    • カリ根や茎を丈夫にし病気や寒さに耐える性質を増強します。不足すると根の成長が悪くなり葉に白く小さな斑点ができます。

    肥料の種類

    • 有機肥料油かす、鶏ふんや牛すんなどの天然素材から作られたもの。
    • 化成肥料肥料要素に化学的操作を加えて科学的に結合させ製造されたもの。

    施肥の時期

    • お礼肥花や実が終ったあとに樹木の樹勢回復を目的として速効性のもの。
    • 寒肥春の芽吹に勢いを出させる為に12月から3月頃に緩行性の有機肥料を。
  • 除草

    除草は雨上がり直後が土が軟らかくなっているので簡単に抜くことができます。1・2年草は小さいうちに地面を削ったり、カマで刈るなど種ができる前にとります。宿根草は根こそぎ抜かなければ残った根からすぐ生えてきます。

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